集客力をチェックするためのアクセス解析の効果と基礎用語の解説
アクセス解析とは
アクセス解析とは、自社で運営するwebサイト(ホームページやランディングページ等)に訪問したユーザーの行動やアクセス状況を分析することです。
アクセス数を増やしたり、問い合わせなどの反響を増やすといった自社サイトを通した成果を上げることが目的です。
アクセス解析が重要視される理由
アクセス解析は自社サイトの運営において重要な役割があります。
成果を感じられない場合に、やみくもに改善しても効果は上がりません。
ユーザーの動きを把握することで適切な改善策を設定することができます。
アクセス解析から分かること
アクセス解析から以下のようなパフォーマンスが分かります。
売上向上のためにアクセス解析を行うことは効果的な対策です。
基本的な用語について理解しておきましょう。
【図解付き】アクセス解析の基礎用語7選
1 ユーザー数とは
ユーザー数とは、一定期間内にWebサイトに訪問したユーザーの数で、どれだけ多くの人がWebサイトを利用したかを確認することができます。
例えば、ユーザー数が「100」と表示されていれば、その期間に100人のユーザーがホームページを見ていたということになります。
1日のうちに同一のユーザーがホームページを3回訪問した場合でも、その日のユーザー数は「1」とカウントされます。
上図の場合、Aさんはある期間にサイトを2回訪問していますが、その期間のユーザー数としては「1」とカウントされます。
2 ページビュー数とは
ページビュー数は、ある一定の期間内にユーザーがWebサイト上で閲覧したページ数の総計で、特定のページを何回閲覧されていたかを確認することができます。
1か月間のページビュー数が「100」と表示されていれば、1ヶ月間に100ページ閲覧されていたいうことになります。
例えば、ユーザーが「トップページ」→「売却サービス紹介ページ」→「売却事例一覧ページ」を閲覧した後に離脱した場合、ページビュー数は「3」となります。
上図の場合、Aさんはある期間に同一サイトを2回訪問して5ページ閲覧したので、ページビュー数は「5」とカウントされます。
繰り返し閲覧された場合でもカウントに入りますので、ページAを3回閲覧した上図ではペービュー数にそれぞれカウントされます。
3 セッション数とは
セッションは、Webサイトを訪問したユーザーが、サイト内を閲覧し始めて離脱するまでの一連の行動です。
セッション数はその数をカウントしたものになります。
同一ユーザーのページビューなどをまとめたものを1セッションとしています。
セッションは、離脱すればセッションが終了と考えますが、以下のようなルールがあります。
4 エンゲージメントとは
エンゲージメントとは、ページの閲覧、スクロール、リンクへのクリックなど、Webサイト上でアクティブな操作がエンゲージメントになります。
ページの内容をじっくり読んだり、複数ページを閲覧したりなど、サイト内に長く滞在していることや、申込を行ったりすることなどがエンゲージメントの指標となります。
エンゲージメント率が高い場合、掲載されている物件などの商品、サービス、企業などに対してユーザーが興味を示していることが分かります。
5 コンバージョンとは
コンバージョンとは、Webサイトから申込やサービスの問い合わせなど、目標とするアクションをユーザーが起こした状態のことです。
コンバージョンは成果につながるWebサイト運営ができているかを確認する重要な指標です。
不動産ホームページでは、主に査定依頼などのサービス申込やお問い合わせの完了、資料請求などがコンバージョンとして計測されます。
サイトの目的によってコンバージョンは様々です。
6 離脱とは
離脱とは、Webサイトに訪問したユーザーがサイトから離れることです。
ホームページを閲覧していたユーザーがブラウザを閉じたり、他のサイトを閲覧し始めるなど、ユーザーがサイトから離脱することを指します。
ページ内に、不用意な離脱に繋がる外部リンクは設置しないようにしましょう。
7 直帰とは
直帰とは、ユーザーが最初に着地したページだけ閲覧し、他のページを閲覧することなく、サイトを離脱することです。
訪問してすぐにページを離れた状態で、ユーザーがサイトに興味を示さなかったということになります。
アクセス解析上ではエンゲージメント率が低いと直帰が多いという状況になります。
エンゲージメント率が低くなっていないかを確認しましょう。
アクセス解析機能で集客力をアップ
不動産クラウドオフィスでは、これらの指標をアクセス解析機能で確認することができます。
アクセス解析機能のデータを目安にしながら、自社サイトの集客力やパフォーマンスを高めていくための改善策を考えましょう。
この記事に関連する○×クイズ
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問 題サイトの訪問ユーザー数を増やすには、名刺やチラシを配布する活動も有効である
○か?×か?
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問 題チャネルとは流入経路のことであり、特定のチャネルに絞って集客するほうがよい
○か?×か?
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問 題リピートユーザーより新規ユーザーのセッションを増やしたほうが反響につながる
○か?×か?
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問 題エンゲージメントとはサイトの滞在時間のことであり、検索順位には直接影響しない
○か?×か?
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問 題検索サイトからの訪問を増やすには、「横浜 不動産」など広いエリアのキーワードを意識したページを増やすとよい
○か?×か?
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問 題検索クリック数が増えていけば必ず反響数も増える
○か?×か?
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問 題コンバージョン率を上げるためには、「今すぐお問合せください」の表示とセットでフォームをページ上部に設置するとよい
○か?×か?