エンゲージメントとはサイトの滞在時間のことであり、検索順位には直接影響しない
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エンゲージメントとは
エンゲージメントとは、ページの閲覧、リンククリック、スクロールなどサイト内でユーザーがアクションすると計測されます。
サイトに長く滞在したり、コンバージョンなどイベントが発生するとカウント対象となります。
ユーザーのサイトへの愛着度として、Googleのコアアップデート以降注目されている指標です。
Googleはサイトの滞在時間など、エンゲージメントが高いサイトを良質なサイトと認識し、検索順位に反映させています。
そのため、エンゲージメントを高める活動はSEO対策にとって有効です。
特に近年のコアアップデート以降、このエンゲージメントが高いかどうかが重視されています。
ユーザーがサイトにどの程度関心を示しているかを測る重要な指標となりますので、数値を上げられるように改善しましょう。
エンゲージメントを高めるには
エンゲージメントが低い場合は、訪問したユーザーがサイトに興味を持たず、すぐに離脱している状態となります。
この状態ではいくらセッション数が多くても、コンバージョンが発生する可能性が低く、活動の成果が得られません。
以下の改善を行ってエンゲージメントを高める必要があります。
ページ内のコンテンツを改善する
サイトに滞在する時間が短いと、エンゲージメントがカウントされません。
少なくとも10秒以上滞在するように、コンテンツの内容を見直しましょう。
具体的には、情報量が少なくすぐに離脱しているため、ページ内の情報量を増やす、画像や動画で分かりやすく説明するなどの改善を行いましょう。
対象顧客のニーズとマッチした情報を発信する
ブログなどで話題性のある情報を発信すると、多くのユーザーに検索されセッション数が増えます。
しかし、自社の対象顧客のニーズとマッチしていない情報は、目的を達成するとすぐに離脱につながりますので、エンゲージメントが高まりません。
例えば、不動産取引の基本的な用語の意味を解説するブログ記事を公開した場合、用語を検索するユーザーのセッション数は増えますが、意味を理解するとすぐに離脱してしまうため、エンゲージメントが高まりません。
自社の対象顧客が求めている情報を中心に発信し、エンゲージメントを高めましょう。
例えば、物件や不動産取引に関する独自の見解や、顧客の相談事例などは顧客にとって役に立つ情報で読んでもらいやすいと考えます。
キーワードを意識したランディングページを作成する
ランディングページは集客キーワードと関連性が高く、興味・関心が高いユーザーを引き寄せますので、エンゲージメントが高くなります。
ページの構成上も情報量が多く、スクロールして読み進める内容となっていますので、自然と滞在時間が長くなります。
また、コンバージョンを誘発するフォームやボタンなどを設置しますので、エンゲージメントが発生しやすくなります。
サイト全体でエンゲージメントが低い場合は、それぞれの対象顧客を意識したランディングページを作成し、検索サイトからの質の高いトラフィックを獲得していきましょう。