2019年頃から実施されているコアアップデートにより、トラフィックが重要視されている。

2019年頃のコアアップデート以降、Webサイトへの「トラフィック」を多く獲得することがより重視されるようになりました。

「トラフィック」を直訳すると「交通量」ですが、Webサイト運営上では「訪問者数、記事の閲覧者数」を指します。

何故Googleはトラフィックを重視するのでしょうか？

コアアップデート以前は、質の低い被リンクだけを集めたWebサイトや記事そのものの質が伴っていないコンテンツが散見されていました。

このことを課題に感じたGoogleは、訪問者数や記事の閲覧数が多いコンテンツ＝一定以上の質と人気度を担保するコンテンツであるとし、アルゴリズムを改良したと考えられます。

人気のあるレストランはいつもお客でいっぱい＝そのレストランは一定以上の品質を提供しているであろうという考え方と同じですね。

「人気のあるコンテンツ＝質の高いコンテンツ」であることが大前提です。

記事を執筆する際は、コンテンツのE-A-Tを担保できるように努めましょう。

※E-A-Tとは、Expertise（専門性）・Authoritativeness（権威性）・Trustworthiness（信頼性）の事を指します。

また、文字数にも留意しましょう。上位表示を狙うキーワードは最低800文字以上、特に競争が激しいキーワードにおいては3800文字を目安にコンテンツ制作をしましょう。

TwitterやFacebookなどのSNSへWebサイトのリンクを貼り、コンテンツの更新毎にSNSでも紹介することでフォロワーのサイト流入（トラフィック）を期待できます。

中でもTwitterはブログのような文字コンテンツと相性が良く、不動産会社は積極的に活用すべきです。

ただし、SNSからのリンクそのものはSEO上のプラス評価にはつながらないということに注意してください。

Webサイトへの被リンクを増やすことが目的ではなく、コンテンツに興味を持ったフォロワーがサイトへ訪問しフォロワーを増やすことで間接的な効果が期待できるものです。

その為、常日頃からSNS上でフォロワーと積極的に交流してエンゲージメントを高めたり、フォロワーへ興味を持ってもらえるような発信を心掛けましょう！

不動産系のポータルサイトや各種協会等、関連性のある団体・企業のWebサイトが被リンクOKな場合は、積極的に依頼するようにしましょう。

被リンクを増やすことで、トラフィックをより多く集めることが期待できます。

ただし、あくまで関連性のあるサイトからの被リンクを集めるようにしてください。関連性の無いサイトから被リンクだけを集めてもトラフィックは当然集まりませんし、最悪の場合「被リンクの数と比べてトラフィックが少ない＝不正リンクである」とGoogleから判断されかねません。

ご紹介した戦略を１～２日実践しただけでは、すぐに効果が現れません。

特に新規のWebサイトはGoogleからの評価が低い傾向にあるため、根気強くコンテンツ制作とWebサイトの認知を高める必要があります。